宿屋の店主、日々のつぶやき。

旅好きが高じて宿を開業、自由な時間を求めて今日ももがいております。

2008-01-01から1年間の記事一覧

コルカタ。ぐっちゃぐちゃなところ。

移動移動の日々である。 ダージリンから一路、どこへ向かっているのかというと。 プリー。 また。 ヒンドゥーの大きなお祭りがあり、そのために帰るのだ。 コルカタはトランジットである。 ダージリンからジープで3時間、あの涼しさが嘘のようにべったりと…

ダージリン。はい、トイトレインです。

さて、ダージリン。 紅茶とトイトレインである。 しかし現在オフシーズンである。とともに、連日デモでおおさわぎで、なにやら観光という雰囲気は街から消えてしまっている。 デモは長く、先に女性の列が声をあげながら歩き、その後を男性陣が歩く。 口々に…

カトマンドゥ。インドビザ取得へ。ここの犬、かわいかった。

サッカーのヨーロッパ選手権のあおりをもろに受けて、深夜4時ごろまで騒音で眠れない。 バーでは町中に響くくらい、音量を上げている。 オランダに勝ったロシア。 よほどうれしかったのか。ロシア人が騒ぎすぎ。 そんな中、プリーから旅を共にしているツレの…

カトマンドゥ。いろいろ大変そうです。

カトマンを歩いていると、前方にたたずむ見覚えのある女性が。 ボランティアでネパールを訪れている人で、ポカラで少し話をした。 なんでもバスがストライキで動かんらしい。 よくあることらしいが、そういえばこないだまでは学生のストライキやデモで騒然と…

カトマンドゥ。まるで日本です。

さて、、。ネパールの首都カトマンズ。ここで既に数日をついやしてる。まあ都会ですな。食べるものは何でもそろっていて、おいしい日本食や韓国食、パン屋、カフェ、酒、スーパー、なんでもござれでそろっておる。電化製品街とか、洋服店だとか、インドでは…

ポカラ。夏休みの街。

毎日が夏休み。 そういう言葉でポカラを表現している人がいた。 まさにそのとおり。 タンセンからバスの屋根上に乗せられて8時間、山と湖の街ポカラは強烈にまったりしたところだ。 ハイシーズンの11月から3月くらいにもなると、8000メートル級の山…

タンセン。山間のちいさな町。

坂道を登ると涼しい風が吹き抜ける。 標高1500メートル、高原の町タンセン。 ルンビニからさらに70キロほど北上した山間にある。 首筋に突き刺さるような日差し。しかし風は気持ちよい。雲間からのぞく空の色が鮮やかだ。 街を歩く。 車が少ない。走っ…

ルンビニ。風の変化。

バラナシ駅近くにあるローカルバス乗り場から、ネパール国境の町スノウリまでのバスがある。 夕方6時発のそのバスに間に合うように宿を出た。 バスは相変わらずとんでもなく汚い。 ツーリストバスではないので、バスの中の顔ぶれはインド人のほかに、東洋系…

バラナシ。シタールとタブラー。

河を見ていて飽きないということは、やっぱりガンガーには不思議な魅力があるのだろう。 早朝のすずしい間に眺め、夕暮れ時の騒がしい時に眺め、礼拝のプージャをまえに眺め、夜静かになってから眺める。 バラナシの外国人は圧倒的に東洋人が多い。 日本人と…

バラナシ。ガンジス河で平泳ぎ。

ガンジス河の水は少しねっとりとしている。 底はコケやヘドロがぎっしりで、歩くとこけてしまいそうになる。 水は思っていたほど汚くはなく、目の前で水遊びをしているインド人達に引き込まれるように河に飛び込んだ。 バラナシの朝は早く、ガンジス河に昇る…

バラナシ。聖地バラナシ。

海風そよぐプリーを発って、寝台列車に乗り込んだ。あまりにもこの土地に長くいたので、少々感傷的だ。その日サンタナからは4人がバラナシへ向けて出発。約20時間の旅。始発のプリーではまだまだベッドは空いていたが、駅を過ぎるたびに人で埋まってゆく…

現在位置がわかるぜい!

旅の現在地を、マップから調べられる!一度ごらんあれ。 http://dokonano.com/forwardl/

旅に関する様々なサイトを集めてみます。

世界一周堂。 http://www.sekai1.co.jp/ 世界一周航空券を扱っているサイト。のぞくだけでもおもしろい!

プリー。火葬場にて。

体調、崩してまだプリー。なかなか先へ進めまへん。2日ぶりに外へ。海岸に自転車で散歩した。夕方になると、プリーの海岸はインド人ファミリーでごったがえす。その海岸沿いに、火葬場がある。外から丸見えである。というより、普通に通り道をまたぐ感じで…

プリー。インド飯。

インドでは手を使ってご飯を食べる。カレーも、手で食べる。汁モノを手で食うなんぞ、ちょっと考えられなくて、いつもスプーンを使っていたのだが、ちょっと考えに変化が。体調を少し崩して、それまでは平気だったインド特有のパサついた、味気の無い米がも…

プリー。そろそろ、行きます。

インドで髪を切ってみた。 ら、こうなった。「ショートカットで。」、、、。ニュアンスの違いか、ボウズのようなショートカットに。いや、まあ間違えてへんけど、、。後ろの髪の切られ具合がすごい。サクッというハサミの音と共に大量の髪のたばと冷や汗が落…

プリー。滞在中。

出会いあれば別れあり、とはよく言ったもので。 一つの宿にとどまっていると、多くのそれに出くわす。 そういうのは本当に些細な偶然や決断が重なっておこるもので、出会いからさらに新しい道が拓けたりする。 僕がプリーに来たのもほんとにたまたまで、「降…

プリー。サンタナの日々。

サンタナでの日々は、朝一のチャーイから始まる。 ちょっと薄い目のチャーイをゆっくりと口に運んで顔を洗い、朝飯が運ばれてくる。 朝飯を食べるとみなそれぞれの行動に移る。 洗濯するひと、本を読むひと、音楽を聴くひと、海に泳ぎに行くひと、寺院へ行く…

プリー。旅で会う人々。

旅で出会う日本人。 は、かなり多い。 が、プリーの日本人宿、「サンタナ」ほどたくさん集まるところはないのじゃあないか。 ローシーズンの現在でも20人くらい。年齢もバラバラ。そのほとんどすべてが日本人。 経歴、経験、周ってきた国、やりたいこと、…

ハイダラーバード、プリー。インド諸事情。

まるで、中東の世界に迷い込んできたようだ。 モスクからは祈りの唄が流れ、独特の黒装束にみを包んだ女性たち、頭に小さな白い帽子をかぶった男達、、、。 旧市街の砂の色をした大きな城壁の周りにはたくさんの宝石屋が軒を連ねていた。 とりあえず、有名な…

アジャンター。う、、、美しい。

隆寺金堂の壁画のルーツになったといわれる、アジャンター石窟院の壁画。その美しさ。素晴らしかった。アウランガーバードから北へ100キロ、ツアーバスで3時間ほど行った荒涼とした渓谷の崖に点々と連なるアジャンター石窟院。ツアーバスには20人ほどのイン…

アウランガバード。人間の成した事。

ぶっ倒れそうな暑さのなか、バナナ片手に街をうろつき、おもむろに熱いチャーイをすする。うーーむ。エレガント。なんでこんなに暑いのに、こんなに熱いチャーイがうまいんだ?日本では紅茶などほとんど飲まないが、インドに来て一杯10円ほどのこればっかり飲…

アウランガバード。オリエンタルな町。

ムンバイからの深夜列車に乗り込むとすぐ眠ってしまった。列車がデカン高原の町、アウランガバードに着くのは早朝4時だ。3時ごろ目を覚ますと、ベッドから通路まで、人でびっしりであった。ファンつきのSLというクラスに乗ったのだが、これで178ルピ…

ムンバイ。インドらしくない!?インド。

うーーむ。これがインドなのか!?いや、違うやろう。ムンバイの町を歩く。そしてそう思ったのだ。ヨーロッパ調の町並みに高級ブランド、スカート、ジーンズ、Tシャツの女の子、てぇつないで仲良く歩くにいさんねえさん。さらには堂々と酒の看板掲げてるバー…

インド、ムンバイから始まる。

飛行機はムンバイの夜景きらめく建物の上をすれすれで飛んで着陸した。着きました。インド、ムンバイ。バンコクから4時間、こちらはすでに夜8時をまわっていた。降り立ち、乗客の顔がみんな「インド」であることを確認して、インドであると確認した。それ…

淡路島(コチャン)楽しや!

眼前にひろがるファインティングニモ(ディズニーアニメ)の世界!うおーー!!魚だ魚だ!はしゃぎまくりのリゾート三昧。バイクを借りて島はずれのビーチに行ったり、シュノーケリングをしたり、、、。どや、ええやろー。なぜコチャンを淡路島としたかとい…

コチャン。淡路島みたいなリゾート。

青い海!広がるぜ空!外人のねーちゃんの水着がはじけそうだぜ!というわけでタイ中部に浮かぶ淡路島、コチャン島へお邪魔している。 結局チェンマイからバンコクの家へ帰るというプーさんに甘える形で、車に同乗させていただいた。ありがたいこと。10時間…

「七つの恋の物語」 渡辺淳一

カオサンの古本屋で。さすが昭和40年代。「私を捨てないで!」とかいう、現代の恋愛小説ではとうていでてこなさそうな文句がちょこちょこある。スナックのママを中心にその周辺のダメ男たちと女が織り成すどうしようもない物語。ママのパーマ、真っ赤な口…

「オーケンののほほんと熱い国へ行く」 大槻ケンヂ

チェンマイ旅人、ちべたんと交換。筋肉少女帯という、幼少のころどんな少女やねん。と夢想したバンドの大槻ケンジがインド、タイでの旅の模様を面白く紹介。書き方が独特で、面白い。インド編を最初に持ってきているせいで、タイ編のインパクト薄し。マジッ…

「ホテルアジアの眠れない夜」 蔵前仁一

チェンマイ旅人、ちべたんと交換。典型的な旅本。年代は少し古いが、ちょっとしたトピックスはついつい読んでしまった。巻末には大槻ケンヂとの対談も。