宿屋の店主、日々のつぶやき。

旅好きが高じて宿を開業、自由な時間を求めて今日ももがいております。

カトマンドゥ。まるで日本です。





さて、、。ネパールの首都カトマンズ
ここで既に数日をついやしてる。

まあ都会ですな。
食べるものは何でもそろっていて、おいしい日本食や韓国食、パン屋、カフェ、酒、スーパー、なんでもござれでそろっておる。
電化製品街とか、洋服店だとか、インドでは見かけなかったようなお店で溢れている。
ネパールの若いのんは好き勝手にオシャレしてるし顔つきも日本人を少し濃くしたような感じなので、繁華街はまるで大阪のアメ村みたいである。
気候も扇風機いらずで、心地よい風が朝夕に吹く。
こちょこちょとだまくらかしてくるおっさんとか、バカみたいに吹っ掛けてくるリキシャーの兄ちゃんは相変わらずだが、先方から若干の遠慮を感じるあたり、インドに比べるとかわいらしい。
ポカラとはうって変わって交通量も多く、埃と排気ガスが喉にまとわりつく。
旅行者の集まるタメル地区のあたりは、バンコクのカオサンのようで、各国の旅行者たちが羽目をはずしまくっているのである。
今はサッカーのヨーロッパ選手権で大盛り上がりだ。
顔にペインティングしてバーで大騒ぎするオバカちゃんもわんさとおる。
クラブやバンドの生演奏など、深夜の2時くらいまで乱痴気騒ぎなもんだから、夜眠れなくって困る。

それくらいである。今のところ。
あのねばっこい、べったべたの気候、闘いと刺激物だらけの日々を思い出して、再びインドへ走り去ってゆく旅人も多いらしい。
なんだかそれ、わかるなあ。
あまりに居心地が良いので、[気合]がするすると抜けていく感じがするんよね。

が、もうちっとしたらまたあの灼熱国民総子供の国の土を踏まなければならない。
そんな余裕も今のうちにぶっこいとこう。


写真1枚目 古い街並みにバザールは続く。
写真2枚目 スワヤンブナート。丘の上に堂々と。仏教ストゥーパ
写真3枚目 タメル地区。あらゆるお店、ゲストハウスが並ぶ。
写真4枚目 修行のおっさん。勢いで撮ってしまい、案の定10ルピー請求される。拒否すると呪いをかけられた。ぽろっと死んだら彼のせいね。