宿屋の店主、日々のつぶやき。

旅好きが高じて宿を開業、自由な時間を求めて今日ももがいております。

2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ヘルシンキ。芸術の秋を満喫する。

ヘルシンキ滞在中、もっぱら美術館やアート系の博物館などをまわった。 残念なことに美的センスに恵まれなかった自分ではあるのだが、いろいろ見てまわれば少しは分かった気になるのではないかと淡い期待を抱いていた。 美術、建築、芸術、、、うん、結局よ…

ヘルシンキ。美しき北欧の街。

空港に到着したときから既に、先進国のニオイをぷんぷんに放っている。 そして物価も先進国。バカ高い。350ミリ缶ジュースが平気で2ユーロ。(300円)殺す気か。インドで一泊二食付でいける。 アジアでセコセコやっていた節約なんて悲しくなるほどに金がぶっと…

ブダペスト。飽きが生じる。

ハンガリー、ブダペストへ戻った。 堂々たるヨーロッパの街並みを闊歩する。 やはりこの街も世界遺産で、あちこちに巨大なバロック風というのだろうか、立派な建築物が威を放っている。 ドナウ川にはこれまた立派なくさり橋がかかり、夜はきらびやかな風景を…

クラクフ。アウシュビッツをまわってみる。

ポーランドのクラクフに来た。 アウシュビッツ収容所跡を見るのが目的だった。 そこは20世紀最大級の負の遺産。第二次世界大戦中、ユダヤ人をはじめ、150万人もの人々がナチスドイツによって虐殺された。 現在ではこの収容所跡は博物館として公開されて…

ベオグラード。爆撃ビルを眺める。

ブルガリアのソフィアから、セルビアのベオグラードへ。 早朝発のバスは暴風と風に打たれながら国境を越えた。 真冬のような風が吹く。 ヨーロッパといってもこのあたりは田舎で、風景の8割ほどはただっぴろい牧草地などの景色が続いている。 ベオグラード…

ソフィア。初ヨーロッパ。

人生初ヨーロッパ。 ついにブルガリアに上陸である。 ようやくみなさんの顔付きが[欧米系]になっていること、そして年頃の兄ちゃん姉ちゃんがトラム内でチュッチュと乳繰り合っているのを見て、ああ、俺はヨーロッパにやって来たんだなあ。と実感したのであ…

イスタンブール。やっぱりサッカーの試合を観戦する。

トルコ、といえば? サッカーなんですね。これが。 コレを観ずにはいられない。 早速イスタンブールをホームに置くチームの試合日程をチェックする。 すると、、、。 あるではないか! トルコリーグ、ガラタサライの試合と、その2日後にフェネルバフチェの…

イスタンブール。西と東の交差点を歩く。

早朝のイスタンブールは肌寒く小雨が降っていた。 ボスポラス海峡も薄暗い印象を残してくれる。 巨大なバスステーションから抜け出すことができず、ついにタクシーに頼った。 整備された高速。ちょこまか動くメーター。 あっという間に3000円近くにまで…

カッパドキア。駆け足で世界遺産を巡る。

シリアを越えてからタイトな日々が続いている。 シリア北部のアレッポを午後に出て、タクシーで1時間北上してトルコに入国である。 入国はじつにあっさりとしていて、トルコ側にあるデューティーフリーの店構えがこれまでのどの国のものよりも立派だ。 アレ…