宿屋の店主、日々のつぶやき。

旅好きが高じて宿を開業、自由な時間を求めて今日ももがいております。

世界一周

死海。ほんとに浮きます。

いくら塩分濃度が濃いからって、そない浮かへんやろう。 とたかをくくっていたが、入水してみるとまるでアメンボにでもなった気分である。 死海へ行ってきた。 アンマンからタクシーで1時間半。日本人5人でチャーターする。 海抜はマイナス400メートル…

アンマン。みんな優しいです。

アンマンは新しい。 1929年に首都となった。 そのせいか、他の中東の都市にあるであろう歴史の重みは感じない。 真新しいブロックの住宅が丘にひしめき合っている。 町の色は単調で、クリーム色の荒い土地と同化している。 古い建造物といえば、ダウンタ…

アンマン。道がツルツルです。

やってきた。 中東、ヨルダン。 空港を出る。 インドよりも落ち着いた雰囲気。 空港で知り合った同じ世界一周航空券を使っている男性と知り合い、彼とインフォメーションへ向かう。 インフォメーションのおじさんはめんどくさがりもせず、丁寧に場所を教えて…

アーグラー、マドゥーラー。インドらしさ。

インドといえば、タージマハール。 三ヶ月インドにいて、まだ見ていないことに気づく。 タージのあるアーグラーは、デリーの南東200キロに位置している。 時間が無い為、ツアーバスによるアーグラーツアーへの参加となった。 バスはエアコンつき。客のほ…

ラダック。アルチの壁画。

結局、レーを中心としたラダック地方の滞在は12日間ほどとなった。 ラマユルをはじめ、レー周辺の小さな村やゴンパ巡りを楽しんだ。 ラマユルからの帰り、ローカルバスを途中で降りて、アルチという小さな村のゴンパへ寄った。 11世紀に創建されたという…

ラダック。ラマユルお祭騒ぎ。

朝9時、次々とラダックの老若男女を満載したトラックやバスがラダックへ到着する。 人々は争うように広場へ向かい、場所を確保する。 さながら日本のお花見である。 会場についたころには、ごった返しの人々と、人員整理する僧侶たちの押し合いへしあいの攻…

ラダック。ラマユル、月の世界。

バスがうなり声を上げて坂道を駆け上ると、目の前には真っ青な空と岩と砂、切り立った崖。 まるで異世界。月の表面にでも着たかのようである。 レーから北西へ120キロ。ラマユル村へバスは向かう。 道の左側は底まで100メートルはあろうかという切り立…

レー。ここはインドやないね。

マナーリーから500キロ、人の気配のほとんどない険しい山道をバスで24時間。 死にそうになりながらたどり着いたそこは、まるで違う国だった。 レーのあるラダック地方は、行政的にはインドのジャンムー、カシミール州に属している。 しかしこの州が他の…

キーロンからレーへ!

朝5時、キーロンバスステーションからレー行きが出発する。 疲れているにも関わらず、夜はほとんど眠ることが出来なかった。 プラネタリウムばりの夜空に興奮したせいか。 夕焼けで空が赤く染まって、徐々に青、黒へと色をかえると、星が一斉に姿を見せる。…

キーロン。レーまであと400キロ。

早朝3時、宿の若造を叩き起し。無理やりチェックアウトし、バススタンドへ向かう。 小雨の降る路地は街灯で思いのほか明るい。 雨の中、レーへの最後の中継点の町、キーロンへ向かうローカルバスに乗り込む。 インド人との不毛な座席争いに打ち勝つも座席が…

マナーリー。帰国。

いやーー。 やっぱり別れは寂しい。 バラナシからネパール、再びインドと、約1ヶ月半共に行動した彼女と、ここでお別れ。 彼女は6ヶ月の旅を終え、日本へ帰国である。 一人でも面白いけど、二人の方がより面白いと実感した。 いろいろ食えるし、タクシー代…

マナーリー。軽井沢か。

インドの軽井沢、マナーリー。(軽井沢いったことないけど。) 中心部はえらい数のインド人とツーリストである。 バックパッカーの多くはここからさらに北上し、5000メートル級の山々を越えて、レーを目指す。 インドにありながらチベット文化の色濃い土…

ダラムサラ。時間がありません。

世界一周航空券の期限は、2月の上旬である。 こないだデリーにて、次のフライト、デリー~アンマン(中東ヨルダン)の予約をとったものの、8月9日で、あと2週間以上もインドに居るわけである。 ダラムサラから今夜マナリーというこれまた高地の町へ行き…

デリーからダラムサラへ。

むちゃくちゃ都会のデリーを深夜列車で抜け出した。 デリー駅の周辺地域は明らかに街の様相がやばい。 泥だらけの舗装されていない道を、裸足にボロキレ一枚で働いている人たちがいる。 はっきりとわかる人々の格差、ランク。 巨大なデリー駅の構内から、列…

デリー。また遅れやがった。

インドの列車はすげえ遅れる。 噂には聞いてたけど、ほんまに遅れる。 2時間、3時間はかなりマシなほうで、こないだのコルカタ~プリー間は15時間遅れである。 やりすぎやろ。 特に北部地域は、デリーに乗り入れる列車の数に対して、線路の数が圧倒的に…

プリー。ジャガンナートのお祭り。

プリーにある、ジャガンナート寺院。 ヒンディーの4大聖地のひとつであるという。 インドの神様や、宗教に関しては、記述しだしたらきりがないほどの多様性を持っている。 それなりの文章を綴ろうと思うと、いろんな文献を引っ張り出さねばならんけど、ひと…

コルカタ。ぐっちゃぐちゃなところ。

移動移動の日々である。 ダージリンから一路、どこへ向かっているのかというと。 プリー。 また。 ヒンドゥーの大きなお祭りがあり、そのために帰るのだ。 コルカタはトランジットである。 ダージリンからジープで3時間、あの涼しさが嘘のようにべったりと…

ダージリン。はい、トイトレインです。

さて、ダージリン。 紅茶とトイトレインである。 しかし現在オフシーズンである。とともに、連日デモでおおさわぎで、なにやら観光という雰囲気は街から消えてしまっている。 デモは長く、先に女性の列が声をあげながら歩き、その後を男性陣が歩く。 口々に…

カトマンドゥ。インドビザ取得へ。ここの犬、かわいかった。

サッカーのヨーロッパ選手権のあおりをもろに受けて、深夜4時ごろまで騒音で眠れない。 バーでは町中に響くくらい、音量を上げている。 オランダに勝ったロシア。 よほどうれしかったのか。ロシア人が騒ぎすぎ。 そんな中、プリーから旅を共にしているツレの…

カトマンドゥ。いろいろ大変そうです。

カトマンを歩いていると、前方にたたずむ見覚えのある女性が。 ボランティアでネパールを訪れている人で、ポカラで少し話をした。 なんでもバスがストライキで動かんらしい。 よくあることらしいが、そういえばこないだまでは学生のストライキやデモで騒然と…

カトマンドゥ。まるで日本です。

さて、、。ネパールの首都カトマンズ。ここで既に数日をついやしてる。まあ都会ですな。食べるものは何でもそろっていて、おいしい日本食や韓国食、パン屋、カフェ、酒、スーパー、なんでもござれでそろっておる。電化製品街とか、洋服店だとか、インドでは…

ポカラ。夏休みの街。

毎日が夏休み。 そういう言葉でポカラを表現している人がいた。 まさにそのとおり。 タンセンからバスの屋根上に乗せられて8時間、山と湖の街ポカラは強烈にまったりしたところだ。 ハイシーズンの11月から3月くらいにもなると、8000メートル級の山…

タンセン。山間のちいさな町。

坂道を登ると涼しい風が吹き抜ける。 標高1500メートル、高原の町タンセン。 ルンビニからさらに70キロほど北上した山間にある。 首筋に突き刺さるような日差し。しかし風は気持ちよい。雲間からのぞく空の色が鮮やかだ。 街を歩く。 車が少ない。走っ…

ルンビニ。風の変化。

バラナシ駅近くにあるローカルバス乗り場から、ネパール国境の町スノウリまでのバスがある。 夕方6時発のそのバスに間に合うように宿を出た。 バスは相変わらずとんでもなく汚い。 ツーリストバスではないので、バスの中の顔ぶれはインド人のほかに、東洋系…

バラナシ。シタールとタブラー。

河を見ていて飽きないということは、やっぱりガンガーには不思議な魅力があるのだろう。 早朝のすずしい間に眺め、夕暮れ時の騒がしい時に眺め、礼拝のプージャをまえに眺め、夜静かになってから眺める。 バラナシの外国人は圧倒的に東洋人が多い。 日本人と…

バラナシ。ガンジス河で平泳ぎ。

ガンジス河の水は少しねっとりとしている。 底はコケやヘドロがぎっしりで、歩くとこけてしまいそうになる。 水は思っていたほど汚くはなく、目の前で水遊びをしているインド人達に引き込まれるように河に飛び込んだ。 バラナシの朝は早く、ガンジス河に昇る…

バラナシ。聖地バラナシ。

海風そよぐプリーを発って、寝台列車に乗り込んだ。あまりにもこの土地に長くいたので、少々感傷的だ。その日サンタナからは4人がバラナシへ向けて出発。約20時間の旅。始発のプリーではまだまだベッドは空いていたが、駅を過ぎるたびに人で埋まってゆく…

現在位置がわかるぜい!

旅の現在地を、マップから調べられる!一度ごらんあれ。 http://dokonano.com/forwardl/

旅に関する様々なサイトを集めてみます。

世界一周堂。 http://www.sekai1.co.jp/ 世界一周航空券を扱っているサイト。のぞくだけでもおもしろい!

プリー。火葬場にて。

体調、崩してまだプリー。なかなか先へ進めまへん。2日ぶりに外へ。海岸に自転車で散歩した。夕方になると、プリーの海岸はインド人ファミリーでごったがえす。その海岸沿いに、火葬場がある。外から丸見えである。というより、普通に通り道をまたぐ感じで…