宿屋の店主、日々のつぶやき。

旅好きが高じて宿を開業、自由な時間を求めて今日ももがいております。

怪獣と猫!?ワン。

 怪獣と猫の街、、、。

 某ガイドブックのこの街冒頭のキャッチフレーズですが、猫と怪獣て、、。

 しかしながら、ディヤルバクルからバスで7時間、巨大なワン湖を望む街、ワンの町のいたるところにこの有名猫、ワン猫の写真やキャラクターがあるではないか。

 この猫、左右の目の色が違う、というそれだけっちゃあそれだけなんですが、この街のシンボルみたくなっています。

 その猫が大学で繁殖されており、見学可能だということでバスに乗って見に行きました。

 湖沿いのただっぴろーーい土地に、ありました、猫の館。

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 門はがっちり閉ざされていて一瞬寒気が走りましたが、大声を出すと、なかから「ワン猫キャップ」をかぶった研究生らしい人が登場。

 門を開けてくれました。

 猫はオス・メスで檻は別けられていて、メスのほうは15匹くらい、オスは10匹くらい飼育されていました。みな白猫。

 檻に近づくと、、、クサッ!

 うっとする臭いを我慢して猫に近づいてみると、なるほど目の色が左右で違う!おお!

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 でもおんなじヤツもいる。

 生存競争の敗者なのか、体がズタボロのヤツもちらほら、、、。

 左右の目の色が違うのは、色んな民族が連れてきた猫の混ざった結果だとか、ワン湖の水のせいだとか、諸説あるようです。

 で、怪獣というのは、度々目撃されているワン・ジャナーヴァルというヤツらしく、日本とかでもテレビで放映されたらしい。

 そのワン湖は町からバスで15分ほど離れていて、湖岸はファミリーで賑わっていました。

 

 みなやはり愛想がよくて、「ハロー!ハロー!」が絶えません。そのなかにモノをねだってくるガキがいたり、なかなか面白いのです。

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 ワン湖は塩湖らしく、海水をなめてみるとたしかにしょっぱい。

 夕日をつまみにビールを飲むおっさん達。

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 ワンの街は思っていたのよりも雑然としていて、人が多くてごちゃごちゃしていて、そのくせホテルは高くて少々がっかりしたのですが、夕日を見て少々気持ちを持ち直しました。

怪獣は見れませんでしたが、、、。

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ワンの安ホテル街。ちょっと治安は悪げ。