宿屋の店主、日々のつぶやき。

旅好きが高じて宿を開業、自由な時間を求めて今日ももがいております。

ウチのスタンス。

前回のブログにもちらっと書いたんですが、「生き残るため」にやっている部分があります。

別に崇高な理念はないです。

地域のためにも、とかもないです。

大多数の商売人と同じで、「儲かりそうだから」ゲストハウスを始めました。

実際、1年目いきなり驚くほど売り上げがあがり、2年目は震災の影響もあり減少し、3年目以降は2016年までは上がり続けていました。

2017年、18年と減少し、現在です。

 

ゲストハウス開業ブーム時は、なんかキラキラした感じを求めらる傾向がありました。

取材とか、大学生のゲストハウスとか地域研究のアンケートとか。

 

あくまで当宿は普段使いの宿です。

宿としての最低限のクオリティを保つ。

これがスタンスです。

 

ただ、月日を重ねてゆくと少しづつ周りの方との関係ができてきました。

最近やっと、少しこの地域に何か還元できればなぁと考えることができるようになりました。

大人になってきたんですよ私も。齢40にて。

 

まあとにかく、遊山ゲストハウスは「それなりの安い価格でそれなりのクオリティを保った簡易宿泊施設」です。

夢がねえな、、でもそれで日々楽しいからよしとします。