宿屋の店主、日々のつぶやき。

旅好きが高じて宿を開業、自由な時間を求めて今日ももがいております。

首都アンカラでイランビザ取得。

 トルコというと、イスタンブールというのがまず浮かんでくるのですが、首都はアンカラというところなんです。

 

 こちらは歴史も浅いので、そんなに何かがあるわけではないのですが、今回ここへ来た理由はビザ取得。

 このまま東へ進んでいって、イランへ入国予定なのですが、そちらはビザが必要とのことで。

 アンカラは首都だけあって都会で、地下鉄も日本と変わりません。

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 オトガル(バスターミナル)は空港並みのでかさだし。

  

 ビザ取得のために朝早起き。

 通勤ラッシュのバスの中は、化粧をした女性、スーツ姿の男性、日本で見る通勤の姿と変わらないものでした。

 イランビザを取得する為にはまず日本大使館のレターが必要だと聞いていたので、日本大使館までタクシーで。

 中にはめちゃくちゃ感じの良い日本人の男性が応対してくれました。

 カザフスタンとイランのビザが欲しい旨を伝えると、簡単な書類の項を埋めると、迅速に書類を作成してくれました。

 1時間ほどでレターを手に入れ、今度はイラン大使館へ。

 ボディチェックを済ませ、カメラや携帯を預け、申請へ。

 窓口には男性一人で、ビザを取りたいという旨を伝える。まじまじと見つめられ、何だか審査されている気分。

 出来るだけ早くビザが欲しいと伝えると、近くの銀行で50ユーロ振り込んできたら、今日出来るよ、といわれ、すぐに指定の「IS BANK」へ。

 

 50ユーロ相当のトルコリラを払い込み、再びイラン大使館へ。書類とレター、写真1枚、領収書とパスポートを提出して、待つこと30分。

 手招きされてポンと渡されたパスポートにはしっかりとイランのツーリストビザがはっ付けてあるではないか。

 えらい簡単。

 場所によってはなかなか難しいらしいイランビザ。

 女性一人では取れないとか、インドのデリーではビザが取れないとかいろいろ聞いていたのですが、アンカラはえらい簡単でした。

 一つはツーリストビザでも10日間の旅行、と申請したこと、男女のカップルで申請したことなども関係あるのかもしれません。

 カザフスタンの大使館は午後すでに申請は終了しており、なぜか4日後のの9時から12時の間に来るように言われたので、とりあえず取らない事にしました。

 アンカライスタンブールと比べて人がうざったくなく、親切な人も多かったです。

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 地元の空気があちこちに漂っていて、個人的にはなかなか良いところに感じました。

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 ただまあ何にしても大都会だし、簡単にイランビザを手に入れたことを喜び、アンカラを去りました。