宿屋の店主、日々のつぶやき。

旅好きが高じて宿を開業、自由な時間を求めて今日ももがいております。

飛んでイスタンブール!

 ブルガスからイスタンブールまでは、直通のバスが頻発してます。

 黒海を左に、のどかな田舎村や山々を越えてゆくと、ブルガリアとトルコの国境が現れます。

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 大型バスはそのまま国境に乗りつけ、乗務員がパスポートを回収。10分ほどするとパスポートは返却され、出国手続きを自らすることもないままブルガリアを抜けます。

 緩衝地帯はほとんどなく、バスが動き始めてすぐに、今度はトルコ側の国境があらわれます。こちらには小さくも免税店などがあります。

 トルコ入国の手続きもえらい簡単で、パスポート渡して判子をパン。

 無事入国です。

 ヨーロッパとアジアの境目、イスタンブールに着いたのは夕方でした。

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 1年ぶりのイスタンブール

  ここで2,3日街めぐりでもしようかと思ったのですが、久々の超ツーリスティックな場所だけあって、人がうざい。

 ちょうどウイグル暴動で中国への感情がよくないようで、

「チーーノ、チーーノ!ウイグル!」

 とか、調子乗った連中にほざかれたりして、気分もよろしくない。

 その上宿は、どくそ狭いドミトリーで、汚い、風呂壊れてる、朝食まず過ぎで2000円以上。

 どんだけ値打ちこいとるねん、ということで、すぐにイスタンを出ることに決定。

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 実質14時間で首都アンカラへゆくことにしたのです。

 良い思い出は海沿いのサバサンドが上手かったくらいでしょうか。