宿屋の店主、日々のつぶやき。

旅好きが高じて宿を開業、自由な時間を求めて今日ももがいております。

サルバドール・ダリ。

 こちらもすごかった。20世紀の巨匠、ダリ!の美術館。

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 外壁がタマゴのオブジェでいっぱいというユニークな建物があるここはバルセロナから電車で2時間ほどのフィゲラスという街にあります。

 相方に教えられるまでは知らなかった人なんですが、美術館入って驚きの連続。

 すごいです。

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 生前はかなりの奇行で有名だったらしいのですが、それを一撃で納得させるほどの訳分からん作品のオンパレード。

 訳分からんというのは語弊があるかもしれませんが、分かりやすい変態、とでも言うのか、エピソードを見てみるとかなり純粋な人でもあったようです。

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 唇のソファー、遠くで見るとマリリンモンローに見える部屋、釘が降っている風景画、フランスパン頭にくくりつけられた像、驚きのトリックアート、、、。

 初めて観る世界にハマりそうです。

 ここは楽しめる美術館でした。人を退屈にさせない。

 なんとなくそのシュールな作品は、思想を強要していないような、人を楽しませることが出来るようなものに感じるのです。

 自分の発想にストレートだったからこんな感じのものが残せたのか。だったらやっぱり相当に純粋な人だったんじゃあないだろうか、と詳しくも無いのに想像してしまいました。

 入り口にはダリ気取りなのか、酔っ払ったおっさんがピアニカ振り回して叫んでいました。

 おっさん、、、。