宿屋の店主、日々のつぶやき。

旅好きが高じて宿を開業、自由な時間を求めて今日ももがいております。

ミロ美術館。

 ジョアン・ミロ

 良くは知りませんでした。

 1983年に亡くなった、比較的最近の画家だったことすら、、、。

 バルセロナのオリンピックスタジアムなんかがあるでかい公園内に、この方の美術館があります。

 現代美術って、ちょっと意味不明なところ、あると思うんですが、そう思って今回は4ユーロのオーディオガイドを使ってみました。

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 作品は、初期のころは風景画のようなものが連発しているのですが、時がたつに連れてシュールなもんへと変化していきます。

 5メートル正方形の白い壁3面に、斜めに一筆、黒いラインが入っている。

 これはダリが数年の月日を考え抜いて描いた線で、、、、。

 とかなんとか言っている。聴いてなければタダの「線」でした。

 他にも、日本の版画等に影響を受けている作品なんかもあるらしく、人物画にそれが良く表れていたりします。

 オーディオガイドを聴いただけで、少し「わかった」フリができました。

 感性で感じろといわれても、感性が無いやつは説明を聞くしかないですよね。しゃーないです。

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 残念ながら絵は撮影禁止なのですが、なかなか面白かったですよ。

 しかし絵とかって、その時代の政治的な背景だとか、豊かさなんかに色濃く左右されるもんなのだと思いましたね。

 

 これもオーディオガイドの入れ知恵ですが、、、、。