エッサウィラ
エッサウィラという街に来ています。
マラケシュからバスで3時間ほど西へ行ったところの、大西洋沿いにある街です。
古代から港町として栄えて、18世紀ごろからはヨーロッパから芸術家などが集まるような感じの街らしく、落ち着いた雰囲気です。
気温はマラケシュに比べると涼しくて、日差しは強いのですが風が冷たくて気持ちいい。日陰にいると寒いくらいです。海の街だけあって、海岸沿いでは魚を網焼きで食うことができます。
城壁に囲まれたメディナの中は、白塗りの建物に青い木製のドアがとても美しい。
おみやげ物やなんかも、どことなくシャレた感あります。
マラケシュと比べると辛気臭さがなくなって、陽気な感じ。人もそんな感じで、どことなく擦れた人の多いマラケシュと比べて、気さくで話しやすい人が多い。
前回1週間くらいでモロッコを周ったときは、ツーリスティックな場所のみを行ったので、人に対していい思い出がなかったのですが、エッサウィラに来てみて随分と印象が変わりました。
ここも充分ツーリスティックなはずなんですが、気候のせいでしょうかね。
城壁の外に出ると、大西洋を望んで砂浜が広がっています。水は決してキレイとはいえませんが、ファミリーがいたり、地元のモロッコ人の若者たちがそちらこちらでサッカーを楽しんでいます。
そんでまたこれが上手い。毎日やってるんでしょうね、リフティングなんかもスゲーうまい。混ぜてもらう勇気がない。
それから筋肉の締まった男前が非常に多い。だいたい、腹が割れている。うらやましい、、、。
よく日本人女性がモロッコ人の男性に惚れてどうたらこうたら、、、という話は聞きますが、あれはしょうがないかもしれません。本当にカッコいい人、多いですから。
なんにしても、マラケシュよりのんびりできることは間違いないですね。
宿も安宿は探せばあります。
僕らの場合は道端のスパイス屋のおっちゃんの紹介で、あるお宅の屋上の部屋が空いていたため、そこを100DH(1300円)で借りました。
なかなかキレイなお宅です。
それにしてもインドから来たせいか、道路も整備されているし、バスはキレイだし、ウンコもあんまり落ちてない。パンやコーヒーが劇的においしくなった。
ただ、カレーがたまに食いたくなります。