宿屋の店主、日々のつぶやき。

旅好きが高じて宿を開業、自由な時間を求めて今日ももがいております。

ダハブ。紅海に潜ってみた。いや、泳いでみた。



 紅海にある、ダハブ。
 世界でも随一のダイビングスポット。
 この海固有の生物も数多く、そして世界で一番ダイビングライセンス取得が安いらしい。
 30メートル潜れるアドバンスで400ドル!安い!らしい。

 しかしながら自分は諸般の事情によりダイビングはあきらめた。
 しかしながら!シュノーケリングでも十分満足いかせてくれる。やってくれるぜこの海は。
 シュノーケリングっつても、100円で道具レンタルして、海辺でチャプチャプやっとるだけなのだが。
 海沿いには西洋風レストランが軒を連ねており、ホンマに海きれいなんけ!?と疑ってかかりつつ紅海へ入水。グラスから海底をのぞく。
 すごい。
 なんじゃこの魚の種類!
 ディズニー映画もびっくりの色とりどりの熱帯魚。すばらしいさんご礁。群れるブルーの小魚。それに襲い掛かるでかい魚。サンゴにまとわりついている魚。
 世界トップクラスの透明度の水は光をガンガンに通して、海底を竜宮城に仕立て上げる。
 小さい魚だけでなく、ナポレオンフィッシュのようなでかい魚も、手が届くようなところを悠々と泳いでいる。
 タイでのシュノーケリングがしょぼく感じる。
 今まで行ったどの水族館よりも凄い。

 岸から10メートルでこれだから、ダイビングとなるとさぞかし凄まじいと思う。
「世界観かわりますよお!!」なんつって力説しているダイバーの兄ちゃんをフフンなんて眺めていたけど、ゴメンなさい。それ多分すげえわ。俺やらへんけど。

 とりあえずここんところ、毎日入水である。
 そしてひたすらクラゲのようにフラフラと水中を漂い、お魚さんと戯れ、アホと化している。