宿屋の店主、日々のつぶやき。

旅好きが高じて宿を開業、自由な時間を求めて今日ももがいております。

水掛祭り、始まってます!




街はすでに水掛祭りが始まっている。

今全身びしょ濡れの状態でキーボードをたたいている。日本人宿で久々に日本の人たちと会話してビールをあおっていったん宿に戻る途中、すでに水鉄砲やバケツを手に大勢の人々がずぶぬ濡れになっている。[やばい、、、]と思った瞬間、通路に潜んでいたタイ人の子供たちに水鉄砲をかけられた。

お堀のある道まで出るとさらにお祭りだった。陸から車からバイクから堀の中から水の掛け合いである。容赦はない。遠慮もない。叫びながら笑いながら水をかけまくる。外国人一緒に参戦している。
200メートルも移動しないうちにずぶ濡れになった。もう笑うしかない。これは予想以上にハジけた祭りだ。しかも明日からが本番で、3日間程続くらしい。

チェンマイでおちあった旅友達たちと、宿の日本人たちとともに、[ギブミーウォーター]と描かれている揃いのTシャツを購入。おバカ全開で明日から、いやもう始まってるけど水掛祭りを楽しむのだ!
明日はカメラ、お札、時計、パスポート類は置いていかないといけない。なぜなら本当に遠慮がない!カメラ持っていようが、どんだけ[ノーノー!!]と叫んだところでずぶ濡れになるらしい。宿ではある男性がアイポッドを懸命に乾かしていた。バイクで走っていたらぶっ掛けられたらしい。しかしこの祭りは法律的にも認められているものらしく、損害賠償なんてできまへん。日本だったら[若いもんが、、、]ってのを年齢関係なくハジけるのである。おもしれーわこりゃ!

とにかく今日すでに体験したが、無礼講な祭りだ。街でしょっちゅう見かけるオカマたちも参戦する。とにかくハッピーニューイヤーということだ。この祭りはタイからラオス、中国の雲南あたりで行われる。その言い伝えの文がネット新聞にあったので抜粋。

昔々、ポンマディアンダラザという神様が農業のことを管理していました。しかし、ポンマディアンダラザはあまりにいい加減で、気の向くまま、雨を降らせたり、気温を下がらせたりしていました。世間はそのでたらめさにとても困っていました。その時、インダティラという神様はあまりにもひどいと思って、ポンマディアンダラザを処罰する方法を考えてみました。結局、ハンサムな青年に化かして、ポンマディアンダラザの七人の娘さんのところに行って、お父さんの悪行を告げました。七人の娘さんは世間の人々のために、お父さんを殺すことを決心しました。お父さんと気楽におしゃべりをして、お父さんの口から、致命の方法があることを知りました。それは、お父さん自らの髪で作った「弓」と向えば、絶命することです。
ある日、娘さんたちは、お父さんにお酒を飲ませ、熟睡させた後、お父さんの髪をかきぬいて、「弓」を作りました。そして、それをポンマディアンダラザに向けると、彼の首は断たれました。その頭は地に落ちれば、火災が起きます。火災を起こさないため、娘さんたちは、交替でポンマディアンダラザの頭を抱えました。頭が臭くなるまで抱えていました。交替した娘さんは、よく水掛けをし合って、体を清めました。その後、人々は、娘さんたちを記念するため、水掛祭りを行うようになったということです。

[中国国際放送局 ホームページより]

なんだか凄まじい言い伝えだが、アジア地域独特の言い伝えであるように感じる。他にもその土地にはその土地の水掛祭りの言い伝えがあるであろう。
せっかくの祭りだが、明日はカメラはもってけない。
その分楽しみまくってやろうと考えている。