宿屋の店主、日々のつぶやき。

旅好きが高じて宿を開業、自由な時間を求めて今日ももがいております。

まだラオスです。




 ルアンナムサはのんびりした街だ。いや、ラオスがとびきりのんびりしているんでしょうね。昼は暑すぎず、夜はとても涼しい。あーー居心地が良い。
 トレッキングツアーに参加できなかったのは残念だったけど、チャリンコで町外れにある滝を見に行ったり、ただっぴろい道でボケッとしたり、地元の子供らとからんだり、ラオス人やカナダ人と一緒にサッカーしたり。みんなが急いでないから、なんだかそのペースに引き込まれる。そんなのもたまには良いと思う。たぶんずっといれるかはわからんけど。
 昨日会った日本人の男の子は、ふだん考えないようなことを川べりで考えて、泣いちゃったそうです。自然と動物と人の営みとが絶妙にマッチしていて、それが感受性を豊かしてくれているんだとおもう。
 また、あるデンマーク人の5人家族は、車でユーラシア大陸を旅しているという。休みは15ヶ月。学校も休んで、お父さんも帰ってから仕事の面接があるらしい。家族みんな、やりたいことやってるって感じで、ものすごく楽しそうだった。
 みな思い思いの旅をしている。「こうでなきゃならない」ってことは何もないのだ。

 そろそろタイの情報を集めていかなければならない。手元に地図すらない状態なので、早くなんとかしなければ。
 多くの人の話を聞いていると、バンコクの変貌振りはものすごいらしく、バックパッカーで有名なカオサンもすっかり様変わりしたらしい。ある意味楽しみだ。