宿屋の店主、日々のつぶやき。

旅好きが高じて宿を開業、自由な時間を求めて今日ももがいております。

2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ある男性の話。

そとはすさまじいスコールと雷。運がいい。今夕方の4時だ。 今日は朝5時に起きて、アンコールワットに昇る朝日をみて、いくつかの遺跡を巡った後、昼過ぎにホテルへ帰ってきた。ネットカフェに入ったところで大雨が降りだした。 朝早くからツーリストたち…

圧巻のアンコールワット。

いってきたっす。アンコールワット。 一言でいってしまえば[凄い!]でした。単純。シェムリアップからバイクタクシーで20分、チケットを買いさらに進む。大きな通りはきれいに舗装されており、世界遺産の貫禄とカンボジアの気合の入れようを感じる。しばらく…

アンコールワットへのいざない。

アンコールへの道はなかなかに険しい。なにがって、道が悪い。バンコクから4時間、国境へ到着して、ビザの申請用紙を渡される。えっ!?コピー紙?1200バーツ払ってボーダーで飯をくってる間に、ビザのついたパスポートを返される。えらい簡単。国境を歩いて渡…

家族。

カオサンの古本屋で買った、重松清の小説を読んでいて、ふと家族のことを考えた。 父、母、妹、自分の典型的核家族の家で、俺は10年近く、大学と仕事のために実家を離れていた。親父はサラリーマンで、おかんは教師。ごく普通の家庭。 旅をすると決めて、会…

カオサンうろつき中。

カオサンの町をうろつき回る。外国人、若者であふれている。あさっぱらからビール片手にビリヤードしたり、髪をドレッドにしたり、刺青したり、騒がしい中にも、なんだかゆっるーい空気に溢れているのである。 カオサンにはほんとなんでもあって、学生証やユ…

熱狂のスタジアム。

朝の7時にチェックインして、朝の10時には外へ出た。ムッとする暑さ。日差しがきつい。カオサン通りにはなんでもあると聞いていたけど、ほんとにそう。探していた東南アジアのロンリープラネットと、さらに地球の歩き方中東編を手に入れた!欲しかったものが1…

バンコクへのみち

昨日までラオス北部の田舎町、ルアンナムサで田舎生活を満喫していたのだが、今日日がのぼってみれば摩天楼と喧騒ひしめき合うタイ、バンコクの町並みがうつる。 バンコクへ行こうと思ったのはルアンナムサ滞在最後のよる、ビールを飲みながらふと26日にワー…

まだラオスです。

ルアンナムサはのんびりした街だ。いや、ラオスがとびきりのんびりしているんでしょうね。昼は暑すぎず、夜はとても涼しい。あーー居心地が良い。 トレッキングツアーに参加できなかったのは残念だったけど、チャリンコで町外れにある滝を見に行ったり、ただ…

やっぱ、いろいろ考えました。

ルアンパバーンでゆっくり川を眺めていると、一人のお坊さんに声をかけられた。名前はクアンファンという。18歳。彼に導かれるまま川べりを散歩したり、木陰で家族の話をしたり、日本語を教えたり、ラオ語を教えてもらったりした。 彼の家族は10人以上で、彼…

古都ルアンパバーン。

ビエンチャンからバスで9時間、ラオス北部の街ルアンパバーンへやってきた。ここはつい最近まで君主政治が行われていたころの遺物がたくさん残っていて、街全体が世界遺産に登録されている。 メコン川を西側にのぞみ、けん騒の少ない落ち着いた街だ。 うろう…

ビエンチャン満喫ちゅう。

やっぱり市場っておもしろいもんで、ついつい寄ってしまう。ビエンチャンは人口50万人の、ハノイの8分の1程しかない首都だが、市場は活気がただよっている。食糧から衣類、シルク、雑貨、電化製品、CD、DVD、あげだしたらキリがないほど。そこでソックス2足…

首都、ビエンチャン。

なんやかんやでラオスの首都、ビエンチャンに着いたのである。首都と思えんくらい静か。でも今はハイシーズン。宿がどこも満室なん。やっとこさでメコン川沿いのなかなかのゲストハウスへ転がり込んだ。一室10ドル。今はハイシーズンで2倍料金らしい。まあ…

暑いよ、ラオスさん

えーーこちらの気温はだいたい32、3度でしょうか。汗がとまんねー。ノープランの俺はチャリンコを借りてサバナケットの街を駆け回る。朝飯を食うためにレストランに入り、ロンリープラネットを広げていると、スタイリッシュなアラブ系のカップルに声をかけら…

メコン川で乾杯。

朝の6時半、中庭君と別れ、フエのホテルを出発した。ベトナムでは最後まで金にまつわるトラブルだらけであった。あの強欲さは、ちょっと引く。いい人も多いのだけれども、それ以上にむかつくヤツが多かった。率直なところ。とりあえず、最終的には[金]であ…

はにかみ王子。

中庭くんについてふれておこう。 彼はハノイからのハロン湾ツアーで一緒になり、それ以後行動を共にしている。彼はかっこええぜー。年齢は25歳、茨城県出身、現在彼女なし、理工系の大学を卒業し、大学院を中退し、某省庁のキャリア(びっくり!)を蹴っちゃっ…

今、フエにいます。

街の喧騒がこましになった。それだけでもなんとなく気分が良い。今ベトナム中部の街、フエにいる。 ベトナムの街はホコリがスゲー。鼻がすぐにつまり、涙がでる。大人も子供もマスクをして道をゆく。マスクは柄がついていてカラフルで、真っ白のマスクをする…

100%フルーツジュース的な感じ。つまり濃いということ。

一人旅といっても、実際に全くひとりってことのほうが少ない。旅立って3週間しかたたないが、常に誰かとつながりがある。25ドルのホテルを移り、5ドルのドミトリーホテルへと拠点を移した。そこで多くの旅仲間に出会い、いろいろな話を聞き、酒を飲んだ。 俺…

HANOI ,空虚。

ーー今回は、めっちゃ偏見です。俺の、素直なハノイ観ーー ハノイに来てからむかつきっ放し。何かがうまくいってない。そう、いいことばっかではないのである。 まずホテル。人気のドミトリー(7ドル)が一杯だったため、ガイドにのってる25ドルのホテルに泊ま…

Buy for me !!

少数民族っていっても、英語ベラベラしゃべんの!子供から大人まで。 俺と水谷君はサパのトレッキングツアーへ参加した。サパは海抜1560メートルで、ベトナムと中国の国境近くに位置する少数民族の小さな街。80年ほど前の、フランス租界時代に避暑地として使…

まるで、子羊のように。

歩いて国境を渡るなんて、初めての体験。 大の男二人が、肩を寄せ合うようにイミグレーションへ向かう。大丈夫か?ここでええんか?キョロキョロする二人に物売りのオッサンらが声をかける。 俺と、前日バスが一緒だった水谷君は、朝早くに起床し、激辛の屋台…

出会いに、助けられる。

国境への道はかなり険しいとは聞いていた。 しかし、、、ここまでとは。 中国昆明から国境の街、河口までは、ざっと11時間の道のりだった。4時間程の高速道路を越えると、すさまじばかりの山道とオフロード。そこをとばすとばす!バスはつねに反対車線を突っ…

国境へ。

いろいろあった中国とも、お別れだ。これから国境の河口という街まで、バスで12時間近くかけて行ってきます。12日間ほどの滞在ではあったが、イメージしていたのとは違う中国がここにあった。パワーがあり、人に活気があって、まだまだ読めない国。中国語を…